| 新暦9月18日、芭蕉一行は山中温泉に行くが途中、那谷寺に寄っている。 山中温泉に行く途中は白根が嶽(白山)を後ろに見るようにして歩いた。左側の山際に観音堂がある。 花山法皇が西国三十三箇所の巡礼をお遂げになった後に、大慈悲の像を安置なさって那谷とお名付けになさった ということだ。那智・谷汲の2字(最初と最後の札所の名前)を分け、組み合わせておつけになった寺の名前との事 である。 変った形の石がいろいろとあって、古い松を植え並べ、萱葺きの小さなお堂が磐の上に寄せかけてあって、素晴ら しい地であった。 ここで、一句。 石山の 石より白し 秋の風 …(石山の石よりも白く思われることよ、ここに吹く秋の風は) |
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| 那谷寺は奈良時代初期に泰澄法師により開山。白山やその大自然の神々との魂の交流を図る「自然智(じねんち)」の教えをもたらし、魂の 輪廻転生・禊再生・胎内潜りの聖地であった岩窟内に本殿を設け境内を心を癒す天然の道場としたとのことである。 白山修験者などで栄えたとのことです。 芭蕉の当時は松の名称地だったが現在ではモミジの名所になっているようです。 ところで、遠隔地の芭蕉・奥の細道ゆかりの地は主に鉄道で訪ねています。大概は沿線に有りますが、鉄道の駅から離れている場所も有りま す。その場合は駅から地方の路線バスを利用しようとしますが便が非常に悪い。結果的にはタクシー利用になってしまいます。 ここ、那谷寺もどうしょうかとネットで調べていたら、JR加賀温泉駅から『キャン・バス』と言うのが運行されていることを知りこれを利用して、全昌 寺も回りました。駅から山まわりコースと海まわりコースが走っていて、那谷寺は山まわりコースの6つ目の停留所で所要時間28分。しかも、 ガイドさんが付いていて何処を目的地にするか聞いて、その場所のパンフレットまで渡してくれます。これには感心しました。 我が住居地の仙台の殿様商売とは、雲泥の差。観光に力を入れている地域とは凄いものだと感心してしまいました!! Map 尚、このキャン・バス、山代温泉は回りますが山中温泉は回りませんのでそちらは同じ加賀温泉駅発の普通の路線バスを利用します。 |
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| 山門 | 本殿(岩窟内)前の拝殿 |
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| 金堂華王殿・庭園内の茶室 | 本堂への参道の反対側に芭蕉句碑が有ります |
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| 『石山の石より白し…』の句碑をアップで。 | |